■ ID | 546 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 淡水二枚貝の生息に適したため池底質環境の評価−底質性状が異なる実験池の設計と造成− |
■ 著者 | 田中仁志
埼玉県環境科学国際センター 木持謙 埼玉県環境科学国際センター 金澤光 埼玉県環境科学国際センター 須藤隆一 埼玉県環境科学国際センター 萩原秀樹 立正大学 渡辺直樹 立正大学 渡辺泰徳 立正大学 野村宗弘 東北大学大学院 |
■ 出版元 | 日本陸水学会 |
■ 出版年 | 2006 |
■ 誌名・巻・号・年 | 日本陸水学会第71回大会、平成18年9月16日 |
■ 抄録・要旨 | イシガイ科淡水二枚貝は、水質の優れた浄化効果やタナゴ類の繁殖に必要な母貝として注目されている。しかし、急速に生息域を減少させていることが報告されている。この原因として、溶存酸素量の低下やヘドロ化など底質環境の悪化などが考えられている。
本研究では、淡水二枚貝の生息に適した底質環境(特に底質性状)があれば、どのような条件であるかを実験的に明らかにするため、熊谷市ムサシトミヨ保護センター内の屋外コンクリート製池(12L×2.5w×1Dm3)を利用し、八分目砂利、川砂、荒木田土及び荒木田土の上部に植物片(ヨシ)を敷き詰めた4区画が縦縞状に並んだ底質をもつ実験池を作成した。地下水で湛水した後は、原則として、降雨時のみ雨水により池水が補充される管理を行った。二枚貝の餌として県内の溜池の池水を適宜投入した。
約1年(平成18年7月)の水質はChl-a8μg/L、SS<2mg/L、COD6.8mg/L、T-N0.36mg/L、T-P0.01mg/Lであった。 |
■ キーワード | 二枚貝、実験地、デザイン、底質 |
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